多検体泳動実験例


 ここでは実際にMupid-exを使用した多検体泳動実験をご紹介します。

 
マルチピペットによるサンプルアプライ  シングルピペットでマーカーをアプライ
 
実際の泳動パターン
  泳動条件
    Agarose A-1 Gel
 (2.0%, pre-stained)
    1xTBE buffer
    100V, 20min
     
  サンプル
    PCR products of
 16SRNA fragment primers
    Full size 1500bp  
    L size 1000bp  
    S size 500bp  
    Template: E.coli genome
 
条件検討
   
アプライ量1μlの場合   アプライ量4μlの場合  
細い歯(26ウェル)の方でウェルを形成する場合、アプライ量が少ない方がバンドはシャープになります。26ウェル側の歯は先端が尖っていますので、その効果もあります。アプライ量が多いと、バンドの垂直方向の幅(高さ)が大きくなるため、温度などの影響によってややブロードになる傾向があります。  
   
100V、20分泳動の場合   135V、15分泳動の場合  
100Vで20分泳動する場合と、135Vで15分泳動する場合で、ほぼ同等の結果が得られました。温度変化もほぼ同等になっています。